NISAを味方にする ― “長期”と“短期”のすみ分け術

つみたて投資

コツコツ型の 「つみたてNISA」

前回までの記事でも触れたように、私は“石橋を叩きすぎるタイプ”です。だからこそ つみたてNISA は、将来への安心材料としてぴったりでした。

  • 投資信託一本で時間&銘柄分散
  • 月々の自動積立で“感情スイッチ”をOFF
  • 長い非課税期間で複利を最大化

「買ったら忘れる」くらいの気持ちで、コツコツ続けます。

伸るか反るか? 「成長投資枠NISA」

一方で、成長投資枠 はまだ悩み中。理想は、

『大暴落が来たときに、累進配当+高配当の優良株を一括で拾う』
でも、現実はなかなか暴落が来ない。
――そう、誘惑に勝てず普通に買ってしまう自分 がいます。

つい“ルール破り”してしまう理由

  • 値上がり →「利益を確定しなきゃ」
  • 値下がり →「損失を小さくしておきたい」
    結果、「長期で握るはずだった銘柄を短期で手放す」 の繰り返し。

自分の弱さを受け入れたうえで、こんなルールを設けました。

ルール目的
暴落待ちの買付リストを事前に作成“衝動買い”を防ぐ
株価ではなく「配当利回り」で買付タイミングを決定感情より数値基準
成長投資枠は年8銘柄まで銘柄増えすぎの防止

目標金額を“見える化

  • 3年以内 3,000万円 → 年4%なら120万円の配当金収入
  • 5年以内 5,000万円 → 同じ4%で200万円の配当金収入

お金は選択肢。
「経済的&精神的自立」を掲げるからこそ、収入UPと支出最適化で元本を増やすことも同時進行です。

まとめ ― 役割を分けて心をラクに

  • つみたてNISA=完全ほったらかしの“未来年金
  • 成長投資枠=暴落待ちの“ハンター口座

役割を明確にすると、売買のたびに迷わずに済みます。
次の暴落が来ても来なくても、“自分ルール”で淡々と動ける準備をしておきましょう。