グロース株の「期待という罠」— Safie(セーフィー)で学んだこと

日本株

IPOバブルに踊ったあの日


コロナ後のIPOラッシュ。
私はSafie(セーフィー)を旧NISA枠で購入しました。

  • ソニー系スタートアップ
  • 映像×クラウドという伸びそうなテーマ
  • 名だたる大企業との提携実績

まさに“未来を買った”つもりでした。

現実はジェットコースター

「不祥事がなくても株はここまで下がるんだ」

気づけばナイアガラ。
グロース株は上昇も急ですが、下落も一瞬。
当時の私は“根拠のない回復待ち”で指をくわえて見るだけ――。

5年目でやっと見えた光

旧NISAの非課税期限が2025年で満了
直近でようやく黒字化の兆しが見えましたが、

  • 黒転=すぐ売る?
  • さらに伸びを待つ?

相変わらず“出口”に迷っています。

痛みから得たマイルール

気づき行動指針
成長ストーリーだけで株価は上がらない決算数字で“裏付け”を確認してから参戦
期待が高いほどハードルも高い決算前に利確ラインを決める
グロース株は“落ち切って横ばい”が意外と長い25日移動平均線にタッチするまで待つ

そして最大の教訓は、

「グロース株は“お小遣い枠”で楽しむ」

たとえ急騰しても、資産全体が揺さぶられない ー それが心の安定につながります。

投資でメンタルをすり減らさないために

過去の記事で書いた“仕事の理不尽”と同じで、信頼(この場合は自分への信頼)が揺らぐとメンタルは消耗します。
だからこそ、

  • ルールを破った理由をノートに書き出す
  • 次に同じ場面が来たら“どう動くか”を先に決める
  • ゲーム感覚ではなく、“人生設計の一部”として投資を扱う

おわりに

Safie(セーフィー)はまだホルダーですが、ゴールは「株価」ではなく“学び”でした。

  • 期待だけで買わない
  • 出口を決めてから入る
  • メンタルを守る仕組みを先に作る

同じようにIPO銘柄でヒリヒリした経験をお持ちの方も多いかもしれません。
失敗談は恥ではなく、次の一手を磨く材料とすべく、
“計画的に踊る阿呆”を目指します。